韓親善宣教ニュース」第127号(2020年11月1日発行)より

 日韓親善宣教協力会派遣宣教師      
    ソウル日本人教会伝道師   平島範子   
 コロナ禍の中、
いつも変わらぬ皆様からの
尊いお祈りとお献げものを日々感謝しております。

去る(2020年) 8 月、長年この宣教ニュースを編集して下さった
村瀬俊夫先生が天に召されました。
先生への感謝と共に、ご夫人であられる敬子先生、ご家族の上に
主のお慰めがありますようにとお祈り致します。


 2 年前には尾山令仁会長先生の美智子ご夫人を天にお送りしましたが、
子供の頃からお世話になり、支えて下さった日本や韓国の方々が
次々と御許に召されることは寂しい限りです。

 第 124 号に村瀬先生が最後に寄稿されていますが、
この年 2017 年5月に先生が
「高齢者のための韓国研修ツアー」を企画され、
ご夫妻ご一緒に訪韓されたことは何よりも感謝なことでした。

先生は健康が思わしくない中、休息をとりつつの旅路でしたが、
笑顔を絶やさず、やさしく穏やかな声で語りかけて下さいました。
先生とソウルでご一緒できた大変貴重なひとときでした。


 先生の御葬儀に際し、敬子先生にお送りしたお手紙から
皆様にもお分かちしたいと思います。

「この度は村瀬先生を天に送られ、
どんなにか寂しい思いをされていることでしょうか。
  …(中略)…
村瀬先生はいつも笑顔で接して下さって、
大変親しみやすい方でした。
私が幼かった頃も、妹由架子共々、
やさしくお声がけいただいたことが印象に残っています。
 
久しぶりに日本に帰国した際、
一家で美味しいすき焼き屋さんにご招待いただいたことも、
つい昨日のことのように覚えております。

私達が宮城で開拓伝道しておりました時、
アシュラムで東北を訪ねられたからと、
教会にお立ち寄り下さり、大変嬉しく思いました。
東日本大震災の被災地・石巻や、
当時世界遺産に登録されたばかりの平泉の中尊寺などを
主人がご案内したことも懐かしい思い出です。

 韓国に遣わされてからは、
いつも私達にまで「西東京だより」を送って下さいました。
また執筆や宣教ニュースの編集などのご労を
敬子先生もご一緒に担ってくださったことも感謝に堪えません。
  …(中略)…
敬子先生とご家族の上に、
主のお慰めが豊かにありますようにお祈り致します。(以下略)」


 村瀬先生のお人柄を偲びつつ、
遺された私達は先生の祈りと信仰を受け継いで、
なおこの使命に立ち続けてまいりたいと願っております。


    ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

   神は、キリストによ って、私たちをご自 分と和解させ、      
   また 和解の務めを私たち に与えてくださいま した。      
        (Ⅱコリント 5:18)        


 ソウル日本人教会
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