心からお悔やみを申し上げます。

　先に天に召されました奥様のお働きも大きかったと思わされます。
と申しますのは，
温熱刺激療法といわれております
テルミー療法の指導員でいらっしゃり、
ご家庭では長年愛用されていたとのことでございます。
私たちの家族みんなもテルミーのお世話になり、

健康が支えられてきたのでございます。

弟までもご自宅にお招きいただいて、
テルミーの使い方を教えていただき、
腰痛やひざなどの痛みの治療に使わせていただいておりました。
また長女も夫や娘や義母にまでも利用させていただき、
大変喜んでおります。

　私が初めて、先に召されました奥様にお世話になりましたのは、

来韓10 年後、50 歳のころでした。
長女の高校が受験校で、
昼食と夕食の二つのお弁当を持って行き、
夜は11 時ごろから教育放送の番組を見るようにと
学校の先生に言われ、
その番組を見、私まで睡眠不足が続いたということで、
ある日突然、同時多発症状が出て、

眠れず食べられず、心臓の動悸、また寝汗などがありまして、
命がどうなるかしら？と、びっくりして
思わず姉に電話しましたところ、

「飛行機代を出してあげるからすぐに帰ってらっしゃい」
と言われるまま、
日本に帰ったのでございました。

　直ちに、尾山先生の奥様が、

東京吉祥寺の実家に飛んで来てくださり、
テルミーで治療して下さったのです。
とっても嬉しく、感謝いたしました。

　その後、キリスト教病院である誠志会病院の
岡田院長先生に診察していただきましたところ、
自律神経失調症とのことで、
5 月半ばから9 月半ばの4 か月間、

実家で療養し、
不眠症がまだ残っておりましたが、
睡眠薬をいただいてソウルにもどることができました。

　姉たちが私の健康を心配して、
栄養剤を飲むようにと勧めてくれ、
今まで健康が支えられているのでございます。
韓国料理には唐辛子の入ったものが多いため、

胃腸の弱い私には大変つらいことですが、
韓国の方々のご愛により、
この年まで生かされておりますことを心から感謝しております。
(宣教ニュース120 号をご参照くださいませ。)

　2015 年6 月に71 才で弟が救われました。
その弟が救われた時に、
「私の願い」という題で作詞作曲したのですが、
曲が演歌調で大変気にしていたので、
私が「尾山先生に聞いていただいたら？」と言いますと、

すぐそのCD を尾山先生にお送りして、
聞いていただいたようです。

すぐお返事がありまして、
「作詞も作曲もとても素晴らしいです。
これからは主のために

良き働き人になられますことを期待しております」
とのお返事をいただき、
沢山のCD を造り、
またいろんな施設で歌ったりして
伝道に励んでいるとのことでございます。

尾山先生も96 才にして
「るんるんおじいチャンネル」という
YouTube チャンネルを通して熱心に伝道しておられましたが、
弟も「小島明作品集」というYouTube チャンネルを作り、
自分が作詞作曲した讃美をアップしたりもしております。

　尾山先生からのお返事にお答えするかのように、
イエス様のお体であります教会の会堂清掃や、
ガラス拭き、草取りなど、積極的に奉仕して、
またクリスマスや復活祭のころには
トラクト(パンフレット)の配布をし、
何人かの方々が礼拝に来られたとのことで、
イエス様はどんなにかお喜びになっていらっしゃることでしょう。
長い間祈っておりました弟が救われ、
良き証し人になっているのを見て、感謝に絶えません。

　私たち4 人兄弟がみなイエス様の救いに与ったことは
感謝でいっぱいでございます。
神様のお導きと皆様方のお祈りの賜物でございました。

　尾山先生ご夫妻には、

このように弟までもが
色々とお世話になりご指導いただき、
心から感謝申し上げます。
今はご夫妻おそろいで、天国にて
義の冠をお受けになっていらっしゃることでしょう。
心から平安をお祈り申し上げます。